松本茂高

マツモト シゲタカ。1973年神奈川県生まれ。
1994年、21歳の時に、初めての海外にアラスカを訪れる。約1ヶ月間、ザックを背負いながらのキャンプ生活を体験して、北方の広大な風景とそこに生きる野生動物に出会い、感銘をうける。旅の中で目の当たりにしたアラスカの風景は、映像や写真などのメディアを通したアラスカの自然ではなく、生のアラスカだった。日本で平凡な都会生活しか知らなかった僕は、生のアラスカにショックを受けた。手付かずの自然は何処までも永遠に続いているような気がしたのだ。その時、僕の心の世界地図は突然、未知の領域に広がっていった。以来、毎年、北方の未知なる風景を求めて旅を続けている。

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Profile


Copyright(C) Shigetaka Matsumoto. 2003-2004 .All rights reserved.
作者略歴:

:1973年、神奈川県生まれ。法政大学社会学部中退。

:1994年、21才の時、初めての海外旅行にアラスカを訪れ感銘を受ける。
以来、北方の広大な大地とそこに生きる野生動物の姿を求めて毎年、アラスカへの旅を続けている。

:1997年、前年にカムチャッカのクリル湖にてヒグマとの事故により非業の死を遂げた写真家星野道夫氏の死を悼み、アラスカの撮影を始める。

:1999年、アラスカと国境を接するカナダBC州の原生森林で、古くから先住民によって語り継がれてきた幻の白いクマ「Spirit Bear」の撮影に成功。その写真が山と渓谷社「Outdoor」に掲載される。

:2000年、「Outdoor」のカナダBC州特集の取材でカナダ太平洋沿岸部の森と海をテーマに2ヶ月間、取材をする。

:2003年、かねてより強い興味を抱いていた、太古から繰り返されてきたカリブーの季節大移動を見にアラスカ北極海沿岸部を訪れ、季節移動に出会う。

:2004年6月29日ー7月5日、自身初の個展[My Everlasting Memories]を新宿ニコンサロンにて開催予定。